治療例

患者:女性 1952年生

初診:2002年6月10日

主訴:前歯がグラグラする

注目していただきたいのは治療直後ではなく、治療後から10年を経過しても歯茎が良い状態を保たれていることです。治療を完了して終わり、ではなくそれを維持していくための適切なメインテナンスが大切だと考えます。

2002年6月 初診

原因

プラーク・外傷性咬合(全顎)・不良補綴物

診断

慢性歯周炎

治療方針説明

  • 総義歯
  • インプラントによる補綴・ブリッジまたは義歯
  • 歯周補綴

患者の希望

固定式補綴・なるべく歯を残したい

治療方針

  • 歯周基本治療

    歯周炎の現状を説明し、歯周病連鎖ならびに将来の予想口腔状態を説明

    OHI

    スケーリング、ルートプレーニング

    暫間固定、咬合調整(全顎)

    不良補綴物の除去、暫間補綴への変更

    抜歯(動揺度M-III)

  • 再評価

  • 歯周外科(全顎)・インプラント稙立

  • 再評価

  • 補綴

  • メインテナンス

2003年10月

TEK装着

TEK(テンポラリー・クラウン、仮歯)とは、歯科治療で用いられる暫定的な補綴物の事を指します。

2005年4月

2005年12月

装着

2010年1月

装着から4年経過

2016年10月

装着から11年経過

定期的なメンテナンスを行っており良好な状態を保てています。歯茎は4年経過後よりもふっくらして状態は向上しています。

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